玄丹鍋を再現!
江戸時代初期のこと。
綾の深い山奥にある洞窟に住まい、
自然を相手に剣術の修行をしていた竹内玄丹・通称「鬼玄丹」。
荒法師の姿で仁王のようだったといいます。
(伝説はこちらのページで。「みやざきの神話と伝承101」より)
その彼が常食としていた、米・麦・野菜・獣肉・川魚を炊き込んだものが
玄丹鍋 と伝えられています。
しかし!
郷土史を読んでも調理法は残されておらず、
材料として「雑穀、野菜、獣肉、川魚」としか書かれていないのです。
そんな「玄丹鍋」の再現に挑戦されたのが、
郷土料理研究会 杢もく会のみなさん。
10月に再現・試食会が行われたのでした。
いい香りの鍋料理が完成!彩りも鮮やか!
材料は
雑穀(米、麦、粟、ひえ)、ミツバやベニバナボロギクなどの野草、
野菜(しいたけ、ごぼう、ぎんなん、にんじんなど)、鹿肉、すっぽん、
綾川で獲った手長えびや山太郎ガ二などなど。
今でこそなかなか口にすることのできないぜいたくな材料ですが
当時は米が少なかったため雑穀が多く、
山や川で季節ごとに獲れる食材を使っているわけですね。
そして、穀物を煮込み「おじや」のようにふやかすことで
満腹感を得ようとしたのではないでしょうか。
今回は素材の味を生かし、塩で味付けしたものと
こくのある味噌で味付けしたものの2種類を作ってくださいました。
「当時、綾の山奥では味噌もなかなか手に入らなかったでしょうから、おそらく鬼玄丹が食べていたのは、塩味のほうだったのでは」と杢もく会の野村美智子さん。
そして試食会がスタートしました。
雑穀の歯ごたえ、野草のきりりとした個性的な風味や
えび・かに・しじみの出汁がきいたスープに
みなさん次々と「おいしい!」を連発。何度もおかわりをされていましたよ。
綾町の自然の味わい・・・素材そのものの味が実感できる「玄丹鍋」でした。
今後、綾町のオリジナル郷土料理として
たくさんのお客様に味わっていただけるひと品になっていきますように~
みんなの工夫や提案が必要ですね!
さて、この「玄丹鍋」のレシピなど詳しくは11月24日付の宮崎日日新聞でも紹介されています。
こちらも、要チェックです!
□綾町観光協会(綾町役場産業観光課内)
〒880-1392
宮崎県東諸県郡綾町大字南俣515
TEL 0985(77)3464
Facebook「綾町観光なび 綾旅」もcheck!
綾町HPはこちら
綾の深い山奥にある洞窟に住まい、
自然を相手に剣術の修行をしていた竹内玄丹・通称「鬼玄丹」。
荒法師の姿で仁王のようだったといいます。
(伝説はこちらのページで。「みやざきの神話と伝承101」より)
その彼が常食としていた、米・麦・野菜・獣肉・川魚を炊き込んだものが
玄丹鍋 と伝えられています。
しかし!
郷土史を読んでも調理法は残されておらず、
材料として「雑穀、野菜、獣肉、川魚」としか書かれていないのです。
そんな「玄丹鍋」の再現に挑戦されたのが、
郷土料理研究会 杢もく会のみなさん。
10月に再現・試食会が行われたのでした。
いい香りの鍋料理が完成!彩りも鮮やか!
材料は
雑穀(米、麦、粟、ひえ)、ミツバやベニバナボロギクなどの野草、
野菜(しいたけ、ごぼう、ぎんなん、にんじんなど)、鹿肉、すっぽん、
綾川で獲った手長えびや山太郎ガ二などなど。
今でこそなかなか口にすることのできないぜいたくな材料ですが
当時は米が少なかったため雑穀が多く、
山や川で季節ごとに獲れる食材を使っているわけですね。
そして、穀物を煮込み「おじや」のようにふやかすことで
満腹感を得ようとしたのではないでしょうか。
今回は素材の味を生かし、塩で味付けしたものと
こくのある味噌で味付けしたものの2種類を作ってくださいました。
「当時、綾の山奥では味噌もなかなか手に入らなかったでしょうから、おそらく鬼玄丹が食べていたのは、塩味のほうだったのでは」と杢もく会の野村美智子さん。
そして試食会がスタートしました。
雑穀の歯ごたえ、野草のきりりとした個性的な風味や
えび・かに・しじみの出汁がきいたスープに
みなさん次々と「おいしい!」を連発。何度もおかわりをされていましたよ。
綾町の自然の味わい・・・素材そのものの味が実感できる「玄丹鍋」でした。
今後、綾町のオリジナル郷土料理として
たくさんのお客様に味わっていただけるひと品になっていきますように~
みんなの工夫や提案が必要ですね!
さて、この「玄丹鍋」のレシピなど詳しくは11月24日付の宮崎日日新聞でも紹介されています。
こちらも、要チェックです!
□綾町観光協会(綾町役場産業観光課内)
〒880-1392
宮崎県東諸県郡綾町大字南俣515
TEL 0985(77)3464
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by aya-kanko
| 2012-11-24 10:00
| 綾の日々