川中神社例大祭がありました
照葉樹林の中に鎮座する川中神社の例大祭が、24日(日)に行われました。
川中自然公園から川中神社までは歩いておよそ30分。
途中でこんなにまぶしい紅葉が目に飛び込んできました!
スギ並木や梅園を抜けたところに、小さなお社があります。
川中神社は室町末期の建築様式を残しています。
戦国時代の大名で、当時の綾町を含む一帯を統治していた伊東氏の最盛期を築いた伊東義祐が創建したと伝えられています。
山の神様、健脚の神様、何か一つは必ず願いを叶えてくださる神様として知られていて、遠く県外から参拝する人たちも多いといいます。
綾町猟友会から、イノシシの頭部がお供え物として捧げられていました。
山の神様に、山に入ってけものを狩ることに対するお許しと安全を願ってのことです。
正午から神事と神楽奉納、直会があり、80人ほどの氏子・崇敬者の方々が日ごろの感謝と祈りを込めて深々と頭を下げていました。
この、年に1回の例大祭の日には、阿弥陀如来座像が御開帳になります。
神社に仏像!?と思われることでしょう。
ここにはかつて、西光寺というお寺があったのです。歴史は川中神社より古く、717年の開基とされています。
明治時代の廃仏毀釈で廃寺となり、熱心な崇敬者によって山深い洞窟の中でひそかに守られていた本尊の阿弥陀如来は、そののちに川中神社の阿弥陀堂に祀られることになりました。
室町時代の作で、極彩色に彩られ、金箔が施された仏像だったと考えられています。
そんな訳で、この例大祭では、宮司が阿弥陀如来に向かって般若心経を唱え、神楽は阿弥陀堂で舞われるという、珍しい風景が繰り広げられるのです。
さて、ここは帰り道に眺めた阿弥陀渕です。
深いエメラルドグリーンの水面に真っ赤なモミジが映って、とてもキレイでした。
森の中をゆっくり歩きながら、川中神社に参拝しませんか?
※往復40分程度。勾配があるのでスニーカーやフラットシューズがベターです。
□綾町観光協会(綾町役場産業観光課内)
〒880-1392
宮崎県東諸県郡綾町大字南俣515
TEL 0985(77)3464
Facebook「綾町観光なび 綾旅」もcheck!
綾町HPはこちら
川中自然公園から川中神社までは歩いておよそ30分。
途中でこんなにまぶしい紅葉が目に飛び込んできました!
スギ並木や梅園を抜けたところに、小さなお社があります。
川中神社は室町末期の建築様式を残しています。
戦国時代の大名で、当時の綾町を含む一帯を統治していた伊東氏の最盛期を築いた伊東義祐が創建したと伝えられています。
山の神様、健脚の神様、何か一つは必ず願いを叶えてくださる神様として知られていて、遠く県外から参拝する人たちも多いといいます。
綾町猟友会から、イノシシの頭部がお供え物として捧げられていました。
山の神様に、山に入ってけものを狩ることに対するお許しと安全を願ってのことです。
正午から神事と神楽奉納、直会があり、80人ほどの氏子・崇敬者の方々が日ごろの感謝と祈りを込めて深々と頭を下げていました。
この、年に1回の例大祭の日には、阿弥陀如来座像が御開帳になります。
神社に仏像!?と思われることでしょう。
ここにはかつて、西光寺というお寺があったのです。歴史は川中神社より古く、717年の開基とされています。
明治時代の廃仏毀釈で廃寺となり、熱心な崇敬者によって山深い洞窟の中でひそかに守られていた本尊の阿弥陀如来は、そののちに川中神社の阿弥陀堂に祀られることになりました。
室町時代の作で、極彩色に彩られ、金箔が施された仏像だったと考えられています。
そんな訳で、この例大祭では、宮司が阿弥陀如来に向かって般若心経を唱え、神楽は阿弥陀堂で舞われるという、珍しい風景が繰り広げられるのです。
さて、ここは帰り道に眺めた阿弥陀渕です。
深いエメラルドグリーンの水面に真っ赤なモミジが映って、とてもキレイでした。
森の中をゆっくり歩きながら、川中神社に参拝しませんか?
※往復40分程度。勾配があるのでスニーカーやフラットシューズがベターです。
□綾町観光協会(綾町役場産業観光課内)
〒880-1392
宮崎県東諸県郡綾町大字南俣515
TEL 0985(77)3464
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by aya-kanko
| 2013-11-25 09:51
| 綾の日々